kengoloidの半生記 1991-1992|渋谷「わたしの方針、予期せぬ言葉」 【 わたしの選択 】 この頃のわたしは、セレクトショップのアルバイトをメインに、いくつかの仕事を掛け持ちしながら、生活をつないでいました。 模擬テストの試験官や引っ越しのアルバイト、家庭教師、高校時代の友人から紹介されたアンケートの仕事などです。 家での食事は、キャベツを千切りにして、ご飯を炊き、メインディッシュはシャ... タカハシ
kengoloidの半生記 1991-1992|渋谷「同世代のアルバイト達」 【 フランスのとあるブランド 】 当時、わたしが働いていた会社には、交渉を重ね、ようやく日本出店にこぎつけたフランスのブランドがありました。 肩パッドのないアンコンジャケットに、太くて裾の細いボトム。丈は短めで、裾は4cm以上もあるダブルに仕上げます。足元には、少し大きめのオールデンのチャッカーブーツやプレーントゥを合... タカハシ
kengoloidの半生記 1991|渋谷「ショップスタッフ、新人が感じる現実と魅力」 【 アルバイト初日 】 紆余曲折ありましたが、ついに念願だったアパレル業界の初日を迎えました。 指定された時間より少し早く店に着き、わたしはひとり、入口の前で開店を待っていました。すると、中から店長が出てきて、開店前の店内に入れてくれます。 わたしは混んでいるお店しか知らなかったので、静まり返った店内は、神聖ささえ感じ... タカハシ
kengoloidの半生記 1991|神保町・千駄木「アパレル職探し」 【 求職活動とアウトドア店 】 いざ、自分の好きなコト、つまりファッション業界に入りたくても、なんのツテもありません。 そこで、わたしは街を歩きながら、自分の好きなジャンルのアパレル求人を探すことにしました。 しかし、働いてみたいお店は、だいたい時給750円か、それ以下です。 まだ大学の籍に未練があった頃なので、あわよ... タカハシ
kengoloidの半生記 1990-1991|つくば・世田谷「浪人時代から大学生まで」 【 江戸っ子終了と浪人生活と 】 受験も追い込みといった高校3年生の12月、両親はわたしを連れて茨城県つくば市に引っ越しました。 ドーナツ化現象の煽りを受け、団塊世代の夢だったマイホームを、この地で手にしたわけです。 これで、わたしの江戸っ子としての経歴は、あっけなく幕を下ろしました。 成績が伸びないのを両親の引っ越し... タカハシ
kengoloidの半生記 1989-1990|渋谷「アメカジから渋カジへ」 【 アメカジの源泉 】 80年代のアメカジブーム、いわゆるインポートブームは、わたしにとって、70年代の幼少期に触れたたくさんのものが、あとからつながっていったものだったと思います。 幼少期に欧米文化に触れた話は以前のブログでも書きましたが、アメリカへの想いという意味では、小学生の頃に夢中になって見ていた「アメリカ横断... タカハシ
kengoloidの半生記 1988-1989|青山・原宿・広尾「親友との洋服巡り」 【 新しい友人 】 高校2年生になってクラス替えをすると、新しい友人も増えました。 その中に、度の強いメガネを掛けた、一見地味そうに見えるも体格の良い男がいました。彼は青山の骨董通りと国道246が交差するあたりに住んでいて、超が付くシティボーイです。にもかかわらず、軽やかさと豪快さを持った男です。 彼とはすぐに仲良くな... タカハシ
kengoloidの半生記 1987-1988|九段下「都心の高校による洗礼」 高校時代、学校で触れた経験や価値観は、学業よりもこっちだったのかもしれません。 ファッションです。 わたしが洋服業界に入ったきっかけのひとつは、この高校生活でした。 【 高校入学とシティボーイズ&ガールズ 】 わたしの通っていた地元中学の学力は平均の少し下くらいで、先生がテスト問題を事前に教えてくれるといった優しい... タカハシ
kengoloidの半生記 1984-1987|品川「中学生、カオスの私服からIVYまで」 【 私服のレベル 】 わたしが中学生だった1980年代中盤は、DCブランドが盛り上がっていた頃です。 シックなデザイナーズブランドから、カラフルなキャラクターブランドまで、当時はひとまとめに「DCブランド」と呼ばれていました。 ただ、中学生になったばかりのわたしには、そんな違いなど全く分かりません。 つい先日までスポー... タカハシ
kengoloidの半生記 1984-1987|品川「中学生と学生服文化」 中学生になりたてのわたしは、ファッション目線から言えば、とっても縁遠い方向へ進んでいった時期かもしれません。 とはいえ、この期間に夢中になったことは、のちにビンテージ古着のディテールを掘り下げたり、独自で何かを発見して、それを面白がる現在へと繋がっています。 いま振り返ると、この頃に夢中になったことも、後の自分に何かを... タカハシ