2025|中目黒「プロローグ」

こんにちは、“kengoloid”ことタカハシです。

わたしはアパレルの世界に足を踏み入れ、30数年もこの世界にいてしまいました。時が経つのは、あっという間ですね。

そして2年前、長く続けてきたアパレルの現場から、少し距離を置くことにしました。

きっかけは、ファッションのソフトである部分(つまりブランドとかですね)に、あまり興味を感じなくなってしまったこと。そして、人生の折り返し地点を通過し、自分を見つめ直そうと思ったことです。

だからと言って、ブランドやムーブメントが嫌いになったわけではありません。

ただ、これからは自分の生業に制限を設けず、いろいろなことをしながら、自分の好きな生き方をしてみようと思いました。

そのたくさんある計画のひとつが、今からはじめる「このブログ」です。

 

【 ブログで自身を振り返る 】

ブログと言っても、ファッションやアパレルの世界について、古い人間があれこれ見解を語っても、それは過去の産物になってしまいそうです。

だから、まず最初は、覚えている範囲で、これまでのことを淡々と振り返ることにしました。

実は、この試みは何度かトライを繰り返しています。

そして書き始めてみると、いくつか面白い効果を感じています。

ひとつは、文章を通じて人生を追体験する楽しみ。

もうひとつは、幸福論のようなものが、ボンヤリでも見えてきたこと。

そして、自分とファッションとの距離感が整理されてきたことです。

今回は、ファッションと距離を置いた節目のタイミングでもあるので、これらの変化を噛み締めながら、本気かつ丁寧に振り返っていこうと思っています。

 

【 いまに感じること 】

ファッションは繰り返されると言いますが、昔も今も、さほど変わらない気がしています。

ただ、流行りの中身は何であれ、昔に比べて、流行りを追っかけた「イタイ人」を、それほど見かけなくなりました。

そんな振り幅が狭くなった分、流行から外れた人も、別ジャンルの人として、批判も少なく、しっかり受容されているような世の中になりました。

良い時代になったものです。

また、定番ブランドが、色や素材、ちょっとした変形などで亜種ばかり作るものだから、本物が偽物みたいになって、元々、定番を似せたファストファッションや新鋭ブランドが何年も同じ型を作ることで、定番みたいな立ち位置を築いたりしています。

こうして全てのレベルが引き上げられているけれど、なんだか良く分からない状態にもなっていますね。

とはいえ、ファッションもブランドも、小気味良い感じになっているのは間違いありません。

 

【 ブログのあり方 】

わたしが書くのは、実際の経験談と主観的な見解を語るブログ記事です。

まだまだオシャレの定義も偏ったものばかりで、ガチャガチャしていた時代の話がほとんどです。

情報収集もほとんどすることなく、自分の感覚を信じて、突っ走っている人ばかり……

これは、そんな人たちに囲まれていた、わたしの「回想エッセイ型ドキュメント」です。

合理化もせず、AIで導かれる正解とも無縁だった動きの中から、当時のムーブメントやブランドが立ち上がっていった。

そんなエネルギーが、今でも通用してほしいと、わたしは願っています。

そして、こうして振り返っていると、その一筋の光のようなものも、少しずつ見えてきそうな気がしています。

いまとなっては、数多くの失敗や遠回りも面白く感じています。

このブログを書き進めていくと、どんな展開になるのか。

わたし自身もワクワクしています。

ではでは、よろしくお願いします。

 

※この記事のSpotifyのポッドキャスト「聴くKengoloid(AIトーク)」こちら

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